またアセタケ属・・

こないだふとアセタケ属を採取してきて調べてみたが、結局オオキヌハダトマヤタケの仲間としかわからなかった。

昨日もアセタケ属をとってきたので調べてみた・・

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こんな子実体

 

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胞子。こぶがある。担子器は4胞子性

 

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側シスチジア。厚壁、メチュロイド

縁にも同じようなシスチジアがあった。

 

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かさ表皮

 

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柄シスチジアも厚壁、メチュロイド。いろんな形、大きさがある印象だった。

頂部にのみシスチジアがあって、下部にはなかった。肉眼的には頂部が粉状に見える。

 

胞子: (7.4–)8–9.2(–10.2) × (5.3–)5.6–6.6(–7)  μm, (n = 23, mean length = 8.58 ± 0.62, mean width = 6.08 ± 0.47, Q = (1.2–)1.3–1.5(–1.7))

側シスチジア: (43.3–)46.2–55(–57) × (18.5–)18.8–21(–22.1)  μm, (n = 9, mean length = 50.56 ± 4.43, mean width = 19.92 ± 1.14, Q = (2.2–)2.3–2.7(–3))

柄シスチジア: (37.3–)40.3–57.7(–71.8) × (7.4–)10.2–18.2(–23.1)  μm, (n = 16, mean length = 49 ± 8.67, mean width = 14.15 ± 4.03, Q = (2.4–)2.8–4.6(–5.4))

 

いろいろ調べてみたが、やっぱりアセタケ属はよくわからない・・

 

2023.08.23追記 クロニセトマヤタケ節のコブアセタケに近いものな気がする。