今日はいつもの山で定点観察会。
最近雨が全く降っていなかったので正直あまり期待していなかった。
しかも今日は運悪く雨の予報だった・・。
しかし、予想外にきのこはたくさんあり、雨はちょっとだけ降ってすぐに晴れた。
きれいなキツネタケ属が大発生していた。
ベニヒガサもかなり出ていた。
かさの径が1 cm弱で、例年よりかなり大きいように思う。(いつも3-5 mmくらい・・。)
スミゾメヤマイグチがきれいに出ていた。
きれいなホコリタケが出ていた。
2枚とも10枚程度積んである。
ウッドチップに埋もれてたくさん発生していた地下生菌。これは未成熟の子実体。
成熟している子実体。径2cmくらいかな・・?
先月くらいからずっとあって、同じ場所にサンコタケもよく出るので、その幼菌かと思ってスルーしていたが、今日ふと見てみたら地下生菌だったようだ・・(^^;
菌糸マットから出ていた。
きのこの匂いが強かったが、特に特別な匂いはしなかった。
また、外皮には変色性があり、わりと早い時間のあいだに赤っぽい紫→黒変した。
胞子を見ると、表面にいぼがある。かなり小さく、3〜6個くらいが房になっている。
「地下生菌識別図鑑」をみるとどうやらスクレロガステル属のようだ。
ヒメツチグリ属に近縁みたいだ・・。
ちなみに、胞子がどうやってもうまく染まらず、いろいろ試してコットンブルーでやっと染まってくれた。